活動内容

3-1 外国人目線の情報のおもしろさ

東京や京都といった特別な都市はともかく、外国人旅行者を誘客したい地域にはリピーターへの訴求力が問われます。繰り返し日本に来ている人の足は、新しい体験を求めて新しい場所へと向かいます。そのときに、地域の何をどう発信すればその足を向けてもらえるのか、そのことを各地は、これから競うようになるでしょう

GAJaは、観光振興を目的とはしていませんが、災害情報を届けるのにアプリを利用し、そのアプリの魅力を高めるのに非常時の防災と平時の観光を一体的に設計してきています。「OMOTENASHI App」の強みは、フリーWi-Fiの提供によってたくさんの外国人旅行者を、その企画に呼び込める点です。そうした企画の一つとして、外国人目線の写真とメッセージを集めて訪日中の旅行者とシェアし、海外にもWebで発信していくことを計画しています。

日本の歴史や文化を知らない外国人旅行者には、日本人向けの観光情報をそのまま翻訳してみても通じません。外国人にとってのおもしろさ、驚き、魅力は、彼ら自身が見つけ出し、彼らの言語で発信、拡散してもらうのが一番です。国によって目線は違っているので、日本に行こうかと迷う外国人がインターネットで検索するのは、自国人が発する情報だったりするはずです。ですから、できるだけ多数の写真とメッセージを自国の言葉で残してもらって、それを世界に向けて発信していくようにします。

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